江戸末期から明治にかけて、風物悦楽とされた隅田川の屋形船遊びに行ってきました。
永井荷風など隅田川に架かる橋と川面を見つめた作家は多くいます。
エッセイ『浅草のおかあさん』の舞台の一つにもなっています。
川面は、見る人により、見る時代によってまったく違って見える。
いまの川面を見つめている人もいれば、過ぎ去った日の川面を見つめている人もいる。
橋の上に立つと、さびしさと切なさを上塗りするような感覚になる人もいる。
「浅草のおかあさん」もその一人だった。
(『浅草のおかあさん』それぞれの隅田川 から)
隅田川屋形船は、ゴールデンウイーク後半に間に合うかもしれません。これからの季節、川面を流れる風にあたるのも爽快です。
予約状況を確認してください。
(参考)
「浅草屋形船 船宿あみ清」 http://www.amisei.com/
浅草「吾妻橋」のたもとから乗船する
隅田川に架かる橋はどれも美しい
あつあつの天ぷらを足してくれる。(飲み放題)
船から上がったところは浅草。(左手に「神谷バー」、右手に「松屋浅草」が見える。
心に残り続ける昭和のおかあさん
『浅草のおかあさん』
隅田川舟下り